======新規参加者向け情報====== 本項では、島あげます~箱庭諸島~をプレイするうえで知っておいたほうがよいと思われる事柄について説明する。 =====要点===== ・人口を増やすのは怪獣対策ができてから。 ・序盤の資金収入は食料輸出と海の家(リゾートホテル)。 ・火災対策は森。 ・地ならしは極力さける。やるときは複数ターンに分ける。 ・島の領土は149mi2以下(できれば145mi2くらい)。 =====最序盤===== 島作りはプレイヤーの自由だが、最序盤での失敗は滅亡に直結してしまうので、最低限、以下の行動を心掛けることをお勧めする。 ====人口を増やさない==== 人口が20万人を超えると怪獣が発生する。 この時期に怪獣に対処する能力は無いに等しいので、人口は必ず19万人で抑えよう。 ===町系地形は19個以下=== 町系地形(村・町・都市)は最終的に人口1万人まで自然増加するので、19個までになるようコントロールする。 町系地形や農場の隣が平地になっているとそこに村が進出してしまうので、植林などで埋めておく。 ===遊園地を作らない=== 遊園地は良い収入源になるが、島に存在するだけで都市の人口を1万人以上に自然増加させてしまう。 怪獣対策が整うまでは作らないほうが無難。 ===ニュータウンに注意=== 低確率で村の代わりにニュータウンが自然発生する。ニュータウンは人口が1万人を超えて自然増加するので、さらに町系地形を減らす必要がある。 ニュータウンが発生したら整地しておくのもあり(後述の海の家にとっても邪魔になる)。 ====避けられる災害は避ける==== 最序盤の災害はダメージが大きい。しかし、島作りを工夫すればいくつかの災害は完全に防ぐことができるので、余計な被害を与えられないようにしておこう。特に怪獣の卵は致命的なので、必ず対策を行った方がよい。 ===怪獣の卵=== 整地や地ならしを行うと低確率で怪獣の卵が出現する。 これを再度整地することで大量の食料が得られるが、放置するとその地点に怪獣が出現する。 あらゆるタイミングの整地で(人口が20万人以下でも、整地前が荒地以外でも、怪獣の卵を取り除くための整地でさえ)この怪獣出現リスクは発生するため、完全に防ぐためには常に整地結果を確認するしかない。 逆にいえば、すぐに確認できない状況では整地するべきでないだろう。 ===火災=== 町系地形や農場、工場など多くの施設は高確率(毎ターン1%)で火災の被害を受ける。 しかし、周囲1HEXに森、風車、防災都市、記念碑がひとつでもあると完全に火災を防ぐことができる。 全ての施設が最低ひとつの森に接しているような島作りを心掛けよう。 ===津波=== 海沿いの施設は津波で倒壊する危険性が高い。そこで、海沿いを森やドーム型農場のような津波の被害を受けない地形で埋めるとよい。 ===地震=== 地ならしはターン消費無しで整地が行える便利なコマンドだが、実行するたびに地震の確率が上がるので基本的にしない方が良い。 地震の確率そのものを下げることはこの時点ではできないが、地ならしさえしなければそう高い確率ではない。 また、施設を分散して建設せず、大工場などの上位施設に進化させることでも地震の被害を防ぐことができる。 ===地盤沈下=== この時期にはそうそう起こることではないが、島の開発をし過ぎることで、島の外縁が全て海に沈む災害、地盤沈下が発生する。 島の領土(町系地形や施設などの合計数。山など一部の地形は領土2を持つ)が150mi2以上で地盤沈下が起こるので、この値に近づいてきたら開発を控えよう。 あまりギリギリを攻めると、噴火によって山(領土2)が生成され一気に地盤沈下に持っていかれるので、145mi2くらいに抑えた方が良い。 ====食料をMAXにする==== 食料は常に増え続ける状態を維持する。 食料が枯渇すると島の滅亡に繋がるし、逆に食料が最大値を超えると余剰分が資金になる。 序盤の収入源としては、他の手段に比べ圧倒的に効率のよい稼ぎとなるので、極力早くこの態勢を目指そう。 ここまで達成できれば最序盤を抜けたと言える。 ===農場を建てる=== 平地に[[地形一覧:農場|農場]]を建てて食料を稼ぐ。 農場規模を26000人(同じ場所に9回農場整備する)以上にするとドーム型農場になり、台風や津波の被害を受けない。 農場は工場や商業ビルと違って島の現人口の影響を受けず、建てれば建てただけフル稼働する。 お勧めはちょうどドーム型になる26000人規模の農場を3~4個程度建てること。なお、農場以外の食糧生産施設は序盤ではあまり使う利点がない。 ===風車を建てる=== [[地形一覧:風車|風車]]を使うと周辺2HEXにある農場の規模が倍になる。 ===工場をひとつ建てる=== 食料を大量に生産し、最大量を超えた分を自動輸出させることで収入が得られる。 この時、島に工場がひとつでもあると、自動輸出するときに食料が加工され食料輸出の収益が最大で4.8倍程度になる。 この自動輸出のための工場には人口も電力も必要ない(工場さえ存在していれば勝手に加工してくれる)ので島のあいている場所に作っておくとよい。 =====序盤===== ====税収以外の資金源を用意する==== 島の開発には安定的な資金供給が必須である。 この箱庭諸島では、工場・商業ビル・採掘場を建てることで税収が得られるため、序盤からこれらを建てていくプレイヤーが多いのだが、これには罠がある。 第一に、十分な発電所規模が無ければ税収は入ってこない。 第二に、島の人口が農場規模を超えた分しか税収は入ってこない。 特にこの段階で人口が農場規模を超えていることは少なく、超えていたとしても大した額にならない。 農場を増やす方が効率が良いために余計に税収が減り、建てた施設と発電所が丸ごと遊休資産になってしまうことも珍しくない。 そこで、島の人口に依存しない以下のような資金源を用意しておくのが望ましい。 ===海の家=== テリトリー(周囲2HEX)内にある[[地形一覧:砂浜|砂浜]]の数だけ収入が得られる。 ただし、テリトリー内の町系地形(ニュータウンは不可)が砂浜より少ないと、海の家自体の規模が縮小し収入がなくなってしまう。 最大効率を求める場合、町系地形を8箇所以上、砂浜を町系地形よりも少ない数にしておくと収入が増えてゆき、20000人規模まで増加する(これに伴って海の家→民宿→リゾートホテルと変化する)。 収益は収入×テリトリーの砂浜の数/100(億円)となるので、例えば20000人規模で砂浜7つを持つリゾートホテルがひとつあれば1400億円の収益が手に入る。 ===スタジアム=== 島のサッカーチームの強さによって収入が増減する。建てただけでは全く収入を生み出さないが、総合練習を重ねることによってサッカーチームが強くなり、最大200億円の収入となる。 ===輸送船=== 港を建てた後、船建造で建てられる。 毎ターン200億円入り、維持費100億円がかかるので、差し引き100億円の稼ぎとなる。 島に港が無い状態だと収入が入らず、維持費ばかりが掛かるので注意(港は周囲に陸地と海がないと閉鎖する)。 ===海底油田=== 維持費無しで1つあたり毎ターン1000億円と莫大な収入が得られる。しばらくすると枯渇する。 海を掘削することでも見つかるが、確率が低く、コスパが良くないのでもう一つの方法である海底探査船を使うと良い。 海底探査船は維持費400億円がかかるものの、常に油田を探し続けてくれるので元は取りやすい。 また後述のジンの確保に繋がるレッドダイヤの発掘にも使える。 ===銀行=== ある程度資金が溜まったら、記念碑建造で貯金箱を作っておくと、そのうち銀行に変わり収益を生むようになる。 収入は島の全資金の0.5%なので、資金がカンストしていると毎ターン500億円を生み出す。 ====怪獣対策を準備する==== 人口を増やそうと思うと、怪獣が発生することを考えなければならない。 最も簡単な方法は十分な数のミサイルを撃てるようにしておくことであり、そのためにはミサイル発射可能数を増やすことと、発電所を建てることが必要である。 ===ミサイル基地を建てる=== ミサイル発射可能数を増やせる施設はミサイル基地・海底基地で、それぞれ1個につき1発のミサイル発射ができる。 ミサイルが1発命中するたびに怪獣の体力が1減少し、体力が0になれば怪獣討伐となる。 通常のミサイルは2HEX、PPミサイルでも1HEXの誤差があり、狙った地点に当たる可能性は思いのほか少ない。 たとえば怪獣1体を狙ってPPミサイルを発射した場合、1/7の確率で怪獣に命中するが、残りの6/7は外れてしまう(中心のほうが当たりやすいということはない)。 人口20万人を超えたばかりの島に出現する怪獣でも体力は1~3程度あるため、安定して討伐できるようにするためには20~30発程度のミサイルを1度に発射できるようにしておきたい。 なお、ミサイル基地は森に偽装されているが、森のように火災を防ぐ効果はないので必ず本物の森を隣接させよう。 ===発電所を建てる=== 電力が無ければミサイルは撃てない。初心者が陥りやすい罠なので注意。 ===戦艦を建造する=== 戦艦を作っておくと、毎ターン自動で怪獣を迎撃してくれる。ただし維持費はかかる。 ===防衛施設は建てない=== 防衛施設は自島や他島からのミサイルは防ぐが、怪獣の侵入は防がない。怪獣にミサイルが当たらなくなるのでむしろ逆効果である。 防衛施設を怪獣が踏み荒らすと、自爆して怪獣にダメージを与えるが、周囲の地形にも被害を与えるので良い所が無い。 =====中盤以降===== この段階まで到達できたプレイヤーは、ほぼ完全な自由を手に入れ、どのような島でも思い通りに作ることができると思う。 ただ、より快適に島を育てるにあたり、いくつかの特に着目すべき要素が挙げられるので、それらを紹介していきたい。 (詳細はそれぞれのページを確認のこと) ===防災都市=== 都市を防災都市化することで建設できる。 人数が増えることでランクが上がり、災害を防いだり、怪獣すら迎撃できるようになる。 ===現代都市=== ニュータウンの人口を増やし、周囲を街で埋めてから現代都市化すると建設できる。 都市でありながら農場と商業ビルの機能を兼ね備えているため、食料と資金がいっぺんに確保できる。 これと防災都市で島を埋め尽くすことで人口効率最大を目指すことができるだろう。 ===ジン=== いくつかの行動(整地、植林、埋め立て、掘削、各種施設の建設、怪獣討伐、海底探査船の移動)を行うと、稀に何らかのアイテムが得られる。 これらのアイテムは、無駄なものもあるが、順を追って獲得していくことで最終的にジン(精霊)が確保できるルートが何本か存在する。 序盤の段階でも、ノームやドリアードは偶然のうちに手に入れていることもあるだろう。 これらジンを確保することで、島の開発が加速する様々な効果が得られる。 ===人工衛星=== 記念碑建設でロケットを建て、ミサイル基地の軍事レベルを上げると人工衛星の打ち上げが行える。 人工衛星には種類があり、それぞれ地震・噴火・隕石などこれまで対処できなかった災害の確率を減らしたり、強力な攻撃手段が得られたりする。